葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ

2019年09月21日

亡くなった方の罪を清めるために行われる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

キリスト教式の葬儀のときに、教会で行われるのは事実です。一般的には焼香は行われないだろうと思われがちですが、実は焼香は行われることもあります。全ての宗派で行われるわけではなく、カトリックだけで行われるといわれており、カトリックの典礼をつかさどる書物の中に書かれているため、事実です。

なお、プロテスタントでは実施されませんので、注意してください。なぜカトリックだけで実施されるようになったのか、その理由としてはローマ時代にさかのぼります。実はローマ教会では7世紀ごろから香を炊く習慣があったとされておりその流れから日本ではカトリック教会でだけ実施されるようになったとの説が有力です。

仏式といわれている儀式がカトリックでも実施されることに対して、最初は不思議に思われる人も少なくありません。しかしなくなった人の罪を洗い清め、心安らかに天に昇れるように炊かれると考えると、香をたく習慣は決して変な物ではないといえるでしょう。

大切な人がカトリックである場合には、亡くなった時に焼香を行うことが考えられると伝えておいてください。ただし、基本的には葬儀のときに行われるわけではなく、お通夜のときにだけ行われるといわれているため、間違えないようにしましょう。



葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ Copyright(C)www.imamuranosoginojunbi.org All Rights Reserved.