葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ

2020年08月22日

人は誰でも亡くなれば火葬場の世話になる葬儀

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近年、生活に利便性を求める意識が高くなっているせいか、簡素化が日常生活を送る上でのキーワードになっています。簡素化が費用をかけたくない意識と結びついた行動の一つが葬儀の簡略化に表れているようです。親族だけでなく友人、知人まで大勢の参列する一般葬がすっかり減ってわずかな親族だけでこぢんまりと行う家族葬が増えました。

葬儀を省略した直葬も少なくないようです。参列する人数が少ないと見込まれると通夜と告別式をまとめて一日葬にする葬儀も増えているようです。このように葬儀の簡素化が急速に進んでいますが、人が亡くなると必ず、火葬場で火葬に付して遺骨を骨壺に納めることは続いています。

社会に高齢者が増えるにつれて亡くなる人の増加があり、特に人口の多い大都市圏の火葬場はフル稼働が続いています。火葬には1時間から1時間半程度かかるようですから、時には火葬能力が追い付かないようです。このため、葬祭場の予約をする場合、最初に火葬の可能な日時から葬儀日程を決めなければならないことは珍しくなくなりました。

火葬場の運営には公営、私営があり、今後の高齢者の増加が確実なのでそれを見越して火葬場を新設したり、能力増強を計画しても地域住民の反対が根強いため中々実現しないようです。従って、今後も葬儀開催を何日も待たされる状況はむしろ、悪化するのではないかとみられています。



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