葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ

2019年10月11日

キリスト教の葬儀に参列する際に知っておきたいこと

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葬儀の形式は、宗派によって異なります。そのため、葬儀に参列する際は、どの宗派の葬儀かを事前に確認したうえで、その宗派のマナーに合わせて行うことが大切です。たとえば、キリスト教の葬儀は、仏式の一般的な葬儀とは形式が大きく異なるため、事前にマナーをしっかり頭に入れておくと安心です。

まず、キリスト教の葬儀は、斎場で行わず、教会で執り行うのが一般的です。お通夜というものはないのですが、日本の習慣に従って前夜祭という形で執り行っています。聖歌合唱や聖書朗読、神父の説教といった形式で進んでいくのですが、自分が信者ではない場合、唱和などを求められてもわからない場合が多いため、その際は無理に唱和するのではなく、聞いているだけでも大丈夫です。

また、キリスト教の葬儀は、仏式で行われる焼香がありません。焼香の代わりに献花を行うのが一般的です。献花の際は、お花を両手で受け取り、左手で茎の部分を持ち、右手でお花を支えます。そして、祭壇前に進んで用意されている献花台にお花を置きます。

その際は茎を祭壇側に向けて置くのがマナーです。終わったら深く一礼をした後、遺族や神父にも一礼をして自分の席に戻りましょう。仏式の葬儀以外に参列するのが初めてだと、その場に行って戸惑うことが多いことが予想されますので、事前にマナー本や葬儀のマナーに関する情報を提供しているインターネットサイトを活用して、正しいマナーを覚えておくようにしましょう。



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